脱ペーパードライバーの歩み 〜 1ヶ月点検編

これまでの記事:

ペーパードライバーになるまで 〜2013/6

路上に出るまで  2013/6/23〜6/29

高速教習に出るまで  2013/7/6〜7/13

中古車購入の巻  2013/7/1〜2013/7/20

AT教習  2013/8/10

事故発生 前編 2013/7/20

事故発生 中編 2013/7/20 

事故発生 後編 2013/7/20〜2013/9/2

 

車を買った時に無償でセットになっていた1ヶ月点検が8/24(土)にあり、ディーラーまで車を連れて行きました。

担当の方に事故ってしまったことを伝える気まずさ、自分の車なのですが、美しい車を傷つけてしまった申し訳なさとが混ざりながら、納車初日にぶつけてしまったことを打ち明け、不具合がないかを見てもらいました。

 

ヘコんでいるのは「修理が難しい場所で10万はかかるので、私だったらそのまま乗るかな」とおっしゃったので、もうヘコみはそのままで乗り続ける事に決めました。

 

しかし、点検を待つ事しばし、担当の方が恐る恐る近づいてきて、言う事にはタイヤホイールが変形していて、さらにタイヤの形状を保っているワイヤーが切れてしまっていて、タイヤも歪んだ状態になってしまっており、走行中にいつタイヤバーストが起こるか分からない危険な状態とのこと。

 

うっひょ〜!あぶね〜!知らずに100km以上走ってたよ〜!

1ヶ月点検があって良かった〜!

 

今修理をしなくてもいいですけど、っていう空気を出されたので、いやいや修理しないと怖くて乗れないでしょ!と思って、修理する場合いくらくらいかかりますか?と聞いてみました。「ちょっと見積もりしてきますので少々お待ち下さい」とのことで少々待ちました。

 

左右同時に変えないとタイヤゴムの減り具合のずれによって車軸に負担がかかり故障原因となります。本当は4つ全部同時に同じタイヤに変えた方がいいんだけど高くつくので、前輪だけタイヤとホイールを交換で3万円あまりとのこと。

痛い出費には違いないですが、もっと高いかと想像していたので安心しました。

お願いする事にしました。

 

一週間車を預ける事に。

考えてみたら、何のサインも押印もせず見積書も受け取らずに鍵を預けて車を置いてきたけど、駄目じゃないのこれ?

場合に寄っては騙されるってこともあるんでしょうけど、まあメーカーの名前を冠にしたお店だし大丈夫か。

 

8/30(金)仕事が休みだったので前日に問い合わせを入れた所、既に修理済みとの事で翌日に支払いと車を受け取りに行きました。

 

洗車されて奇麗になっていました!あと買った時にアンテナ引っ込んでいて、そのまんまになっていたんですが、それが伸び出ていました。

「あ、アンテナ出したんですね。」「え?ああ、あれださないとほとんどラジオ拾わないですよ。」

そういえば、ラジオつけても音が悪くて途切れやすかったな。そういうことか。間抜けだ。

 

ギアが入りにくい時があることと、発進時にけっこうクラッチをけっこう上げないと半クラ状態にならなくて、エンストしそうになるからふかし過ぎちゃうって相談していたのですが、車の状態には問題なかったですとのこと。

 

クラッチがかなり上の方でつながるのは、このメーカーの車の特性との事。最初は慣れないってよく言われるけど、みんなすぐ慣れますよって言われました。もうひと月たつけど、すぐってどれくらいだろうな。今の所一度運転に出たら一度は路上でエンスト起こしているんですが…

 

最初にアクセルを踏み過ぎているからクラッチをつなぐ時にエンジンの回転が下がってきてしまってエンストしそうになるとのことで、発進のお手本を見せてくださいました。

おおスムーズ!あまりアクセル踏んでない。

何となくイメージが見えました。

 

今回は、ミラーを開き忘れる失敗はしないぞ。最初から開いてました。

イメージの感じでアクセルを少なめに保ったままクラッチをゆっくり上げていくとスルーっと前進し始めました。おお、この感じだ!

 

ギアが入りにくい時がある謎はあいまいなままですが、自分の操作が下手なだけかもしれません。点検後はシフトレバーも引っかかり感が少なく滑らかになった感じがありました。気のせいかな。

 

そんなわけで、1ヶ月点検を終えました。

 

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脱ペーパードライバーの歩み 〜 事故発生 後編

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脱ペーパードライバーの歩み 〜 事故発生 前編

脱ペーパードライバーの歩み 〜 事故発生 中編

 

 7/22(月)仕事をしながら保険会社からの連絡を待ちましたが、ありませんでした。その次の日も何もなく、水曜になってから担当者からの連絡がありました。事故は起こってしまっているので焦っても仕方ないですが、こんなのんびりしたもんなんでしょうかね?めちゃくちゃ案件抱えまくっているんでしょうか。

 

まず最初に、事故を起こしてしまい傷心の私を気遣う言葉をかけられました。事故を起こした私が悪いので仮に怒られても当然なのですが、保険屋さんが怒るわけないか。

 

事故の発生日時と発生場所の住所と柵・自動車それぞれの破損状況を確認されました。警察に届け出たかも確認され、警察署名と事故捜査係を伝えました。あらかじめ手元にメモを用意しておかないと答えられないですね。

あと、柵の所有者である市、つまり被害者の担当窓口の連絡先と担当者名を調べて教えてくださいとのこと、保険会社が全て対応してくれると思っていたので戸惑いましたが、関係各所とのやりとりは私の希望があれば保険会社が担当してくれるが、市の連絡先だけは私が調べて下さいとのことでした。そういうもんなんですね。

市のサイトに載ってる電話番号にかけて事情を話し、つないでもらいました。既に警察署から書類が届いているが、時間がなくてまだ現場未確認で、修理にどのくらいかかるか不明とのことでした。この担当者が、酔っ払ったガラの悪い爺さんのような喋り方で、喋っている内容の半分くらいは聞き取れず、多分こう言ってるんだろうなという推測で穴埋めしてかろうじて理解できるような人でした。訛っているのかなんなのか名前も3回聞き直して結局あってるのかよく分からず、まともじゃない感じだったのでもう違ってもいいやと思って、後は保険会社を介してやりとりをさせてもらうことを伝えて電話を切りました。

こんな人が担当者で大丈夫なんだろうかと心配になりましたが、それ以上会話を交わしたくなかったので、保険会社がやりとりしてくれるのは有り難いことです。

 

保険会社に連絡を入れて市の窓口情報を伝えた後、契約開始初日の事故だが以前に他の保険を契約していたことはあるか?どういった経緯で自動車を購入してうちの保険に加入したのか?と問われました。

今回初めての自動車保険契約です。どういった経緯でって、マイカーが欲しいと思ったから自分にとって初めての車を中古で買って、保険に入らなきゃと思ったから保険料が安いネット直販型の保険を比較して契約させてもらったんですが…と答えました、これに関してはやりとりをしている中で何度か確認されて、それ以外に何か特別な経緯ってあるかよと、内心ムカつきました。

整備不良の自動車を買って、それを事故扱いにして保険金で修理するっていう不正とかが横行しているんでしょうか。

 

手続きに入るための申込書類を送るので、それと合わせて、通常は不要なんだけど自動車購入時のディーラーとの販売契約を示す書類と車検証と自賠責保険のコピーを返送するようにとのことでした。最初からそう言ってくれれば「はい」って答えるだけで済むのに、何であんなに回りくどく疑ってる感満載な聞き方をしてくるんだろう?トークマニュアル上そう風に言うことになっているんでしょうかね。

 

一週間程して書類一式が入った封筒が届きました。保険金請求書と書いてあったので、それを提出したら保険を使う事が確定してしまうのか心配になって問い合わせたところ、保険を使うという最終確認は諸々の修理代が確定してから行うので、とりあえず書類を早めに送ってくれ、とのことでした。

この保険金の窓口なんですが、私の昼休み中にかけると10コール位鳴ってようやく出たかと思ったら「○○さんはお昼に行ってるみたいですね〜」と別の部署ぽい人が出た感りして、大丈夫かこれ?ってことが何度かありました。普通になの知れた大手の保険会社なんですが、ネット直販型保険の保険料が安いのはこういったサポート運営費を削っていることによるのかもしれないと思いました。仕事が立て込んで席を立てずにいると窓口の時間が終わってしまっていたり(これは私が悪いんですが)、平日の日中働いている私にはなかなか電話がつながりづらいものでした。

だからというわけではないですが、必要書類をコピーしに行ったり、事故状況の書類を書いたりするのにもたついてしまい、書類を送ったのはさらに一週間後の8/9(金)でした。

 

 自動車保険は、加入時に6等級というランクを与えられ、保険を使わないと1年毎に1等級上がって行き保険料も徐々に安くなって行きます。逆に、保険を使うと3等級下がり保険料も高くなり、元の等級に戻るまで3年かかります。最高で20等級、最低で1等級でそれより下はありません。1等級になると次年度にどの保険会社でも契約が拒否されるようです。ですので、もし保険を使って3等級になってしまうと、もう後がなくなってしまいます。運転初日に事故を起こしてしまったので、残り一年無事故で過ごせるか自信が持てません。

事故を起こしてからWEBで保険利用者の体験談を読み漁っていたのですが、“1年に2度も事故に遭う確率はかなり低い、そういう人は周りにとって危険なので運転をやめろ!”と厳しくももっともな意見や、“最初に事故を起こした人は、その後注意深くなるため事故を起こさない人が多い”という心強い情報もありました。未来のことですので自分が無事故でいられるかわかりません。

保険を使うと、使わなかった場合との等級差分だけ保険料の上乗せが、将来にわたって差額として積み重なり万単位になるため、10万程度の修理費なら自腹を切った方が長い目で見て負担は少ないというのが、一般的な考え方のようでした。

 

事故を起こしてから、勇気をしぼり出して2度ドライブに出て150km位走りましたが車は問題なく走っており、ヘコミ傷さえ自分が我慢すれば修理をしなくてもよさそうです。

あとは、柵の修理代がいくらになるか次第です。これは完全に保険会社まかせになっているので、自分ではどうしようもありません。修理会社の手配は保険会社が行うようですが、私が保険を使った場合は保険会社にとってマイナスになるので、出来るだけ安くすませるとは思いつつ、ソワソワします。どうにかして自分で直しに行けばよかったかなあ何て公開したりしながら、約1ヶ月の間、保険会社からは何の連絡もありませんでした。

事故なんてなかったんじゃないかと思ってしまうくらいでした。

 

さらに続く:脱ペーパードライバーの歩み 〜 1ヶ月点検編

脱ペーパードライバーの歩み 〜 事故発生 中編

前の記事:脱ペーパードライバーの歩み 〜 事故発生 前編

 

一生懸命に気持ちを落ち着かせて、ダッシュボードに入れておいた保険のメモ書きを見て事故発生時用の電話窓口に電話をしました。

記憶が曖昧になってしまっていますが、確か、最初に私自身の身が無事か確認をされました。そして、安全な場所にいるかも聞かれたと思います。もっともです。瀕死の状態で道路のど真ん中で電話かけている可能性だってあるんですよね。幸い何のダメージもありませんし、車は道路の端にいて他の通行の妨げにもなっていません。

私の氏名や保険契約番号的なものと、事故発生時刻と場所を聞かれました。時間は時計を見て大体わかりましたが、場所はどこの街なのか全然分からず、多分どこら辺りだと思うと答えました。

今は休日なので休み明けに担当者から連絡が入るということを伝えられました。

そして、警察には連絡したかを確認されました。まだしていませんでしたが、本来は事故発生後には、まず警察に連絡をすべきでした。連絡をした方がいいですよ、と言われ保険窓口との電話を終えました。

 

ひと呼吸して110番通報しました。すると、その地域を管轄する警察署につながったようです。

「事件ですか?事故ですか?」と聞かれ、自動車事故である事を伝えました。保険窓口の方と同様に私の無事を確認されると同時に車が動くか道路の安全な所にあるかを確認されました。また、場所を確認されたのですが、分かりません…そりゃ聞かれるに決まってるよな、電話する前に確認しとけよって話だよな。

車内から住所表示や信号機の地名表示が見えないか見回したところ、運良く信号機に書いてある地名が見えたので、それを伝えました。道のどっち方面を向いてるのか聞かれましたが、それも全然分からず…

 

あらかじめ自分で分かる限りの状況を確認してから電話をすべきでした。当たり前過ぎることですが、気が動転しているとそういった正常な手順や判断ができないものです。こういった時に、その人間の真価が現れるのかもしれません。つまり私は使えないアホってことじゃん!ちくしょー!次に生かすしかないのであります。次はないように頑張るけど。

 

警察官がそちらに向かいます。とのことで、しばらく待ちました。しばらくすると警察署から電話がかかってきて「そちらに行った警察官から、あなたがいないって連絡が入ったんだけど今どこにいるのか?」とのこと。いや、移動しないでじっとしてますが…

おそらく、伝えた信号機の交差点の違う側にいるのかもしれないと伝え、車を降りて交差点へ走って行ってみた所、案の定お巡りさんが反対車線にいました。

 

警察官の方を現場に案内し、事故の状況を見てもらいました。

あなたが起こしたのは自損事故ではないよ、縁石であったり柵が痛んだのであれば、その持ち主がいるわけで、その持ち主に対して損害を与えたことになるので、相手のある事故なんだよ。ということを念を押して説明されました。

「道路はどんどん痛んでいくものだし、これまでに積もった傷などがあるから、ちょっとした事故だったり、小石を弾いて道路が痛んだ程度では、どの損傷がその事故でついたものかっていうのを判別するのは難しい事で、たいていは細かく追求することはない。でも、あなたの場合は柵が壊れているから、車がここにぶつかって壊れたのは状況から明らかなんだから自損事故ではないです。全くの自損事故っていうのは稀で、自分のタイヤが小石を弾いて、自分の車に当たって壊れたとか、そういうケースくらい。でも、そんなことは滅多にないんですよ。」ということでした。

ただただ「はい。」と繰り返し相づちを打つしか有りません。多分私は顔面蒼白で全身がこわばって見えたと思います。

 

「ここは県道か、市道か分からないなあ。多分、市だな。被害を受けたのは市ということになるから、そこに連絡して、被害者側がどういう判断をするかだね。この程度の痛みだったら見逃してくれることもあるかもしれないけど、それは何とも言えないね。私がこれからあなたの個人情報を確認させてもらって、市の方へそれを渡しても良いですか?そうすると市の土木課とかそういう所に連絡が行って、おそらくあなたに連絡が入ります。それとも、あなた自身で市へ連絡をして、自分でやりとりをしますか?」

選択肢を与えられた真意を図りかねました。公道で事故を起こしてしまったら警察に連絡を入れて現場検証してもらって、事故として記録するのが当然だと思っていましたし、おそらく、そうしないと柵を弁償する際に自動車保険金は出してもらえないのではないかと思うからです。しかも、自分で直接に市へ連絡をすれば、どのみち自分の個人情報は伝える事になるでしょうし。

もしかして、暗に事故はなかったことにしてもいいよ、という選択肢を与えてくれているのではないかと感じました。そこで、その真意を探ろうとしましたが、さすがにハッキリとは言えないようで、再度「ですからもう一度確認しますが、私があなたの個人情報を確認させてもらって書類を市に渡すと、〜(略)〜なります。それでもいいですか?っていうことを聞いているんです。」と繰り返されただけでした。

 

う〜ん。確かに柵は痛んでいるけど、完璧ぶっ壊れて酷いって感じでもないし(自分に都合の良い解釈)、こういう状態になっている場所はよく見かけるし(よく見かける事と自分がこの柵を壊したこととは何の関係も無いので意味の無い考え)、きっと警察官の方からすれば、スルーして良いレベルと思っているんだろうな(完璧に勝手な解釈)。

でも、ここで事故として正式な記録を上げてもらわなかった場合に、実は車の内部がダメージを受けていて、高額な修理費をかけないと直りませんっていうことになったとしたら、保険金はおりないだおうな。もう保険会社には電話しちゃってるし、警察に連絡しろって言われたのにしなかったってことになったら、まずそうな気がする。

と、もはや朦朧としてきている思考でどうにか判断をして、警察の方に処理をしていただきたいと伝えました。

 

免許証と車検証を出すように言われ渡しました。警察官が書類に必要事項を転記した後返されました。そして事故発生日時、場所の確認。場所についてはやはり、番地を示す板が見当たらず、警察官の方が探しに行きました。その間にようやく自分でもスマホのGPSで現在地を確認して正確な番地が分かりました。保険会社に伝えた場所と都道府県からして違いました。あちゃー。

 

そんなこんなで、最後に警察署名と警察官の名前を告げられました。警察官の名前を復唱してメモをとったら「私は書類を書いて届けるだけで、担当でも何でもないですから、処理をするのは事故捜査係ですからね」と念を押して言われました。名前を言われるとなんか面倒なことでもあるんでしょうかね?

そして警察官の方は去って行きました。事故発生から一時間程が過ぎていました。

 

左前フェンダーがへこんだ車とポールがとれかかった柵と私が取り残され、何だか妙な心地でした。あれ?このままこの事故った車で帰っていいのかな。という不思議な感覚でした。

 

車に乗り込んで今度は車載カーナビを使って帰ろうと思いました。小刻みに震える手でどうにかカーナビで自宅を目的地に設定して案内を開始させました。

 

さあ発進するかと思ってキーを回したら、ギュギュブロロローンとエンジンがかかってもすぐにストールしてしまいます。あれ?血の気が引きました。もう2回やってもだめです。

もしややっぱ壊れてしまったか?うっそー買ったばっかなのに!レッカーか?保険会社のレッカーサービスに電話をしかけました。が、そこでハッと何か虫の知らせ的なものを感じてすぐに電話を止めました。

もう一度、頭をリセットして発進の手順を取り直しました。あ、ハンドブレーキかけたままだった。そういうことか。頼む、エンジンかかってくれ!祈りつつキーを回したら今度は大丈夫でした。レッカー呼ばなくて良かったー。

右ウインカーを出して発進、事故を起こしたばかりで、ハンドルを握る手はガッチガチでしたが、車載カーナビのお陰で驚くほどスムーズに自宅まで戻って来ました。

最初からゆっくり車載カーナビの使い方を調べてこうしていれば、ガソリン缶を1km以上運んで歩く事も、事故を起こす事も多分なかったんだよな。ほんとバカだ。

 

家に着いて、事故を起こした事自体のショックと買ったばかりの車が傷ついてしまったショックとこれから未知の事後処理をしなくてはならない気の重さと、このことを奥さんに伝えなくてはならない情けなさとで、全身がワナワナして落ち着きませんでした。

 

奥さんには何故か笑われました。それがせめてもの救いでした。

また運転するのが凄く怖かったですが、これで車から疎遠になってしまうといけないと思い。次の日にすぐ、ハンドルを握りました。怖かったー。

こんな、奴が道路を走っているという事が周りの人にとっては怖いですよね...

精神的に大きなダメージは一週間くらい日常生活にまで尾をひきました。しんどかった。

 

そして、事後処理へと続きます。

 

続く:脱ペーパードライバーの歩み 〜 事故発生 後編

 

 

脱ペーパードライバーの歩み 〜 事故発生 前編

ようやく気持ちなど諸々に整理がついたので、書く事にしました。

 

これまでの経緯。

脱ペーパードライバーの歩み 〜 ペーパードライバーになるまで 〜2013/6

脱ペーパードライバーの歩み 〜 路上に出るまで 2013/6/23〜6/29

脱ペーパードライバーの歩み 〜 高速教習に出るまで 2013/7/6〜7/13

脱ペーパードライバーの歩み 〜 中古車購入の巻 2013/7/1〜2013/7/20

脱ペーパードライバーの歩み 〜AT教習 2013/8/10

 

マイカーを手に入れてから早くも約3ヶ月、この記事を書いている時点でやっと600kmくらい走りました。脱ペーパーを目指すきっかけとなった当初の目的だった北海道でのレンタカードライブも合わせると1200km以上のドライブを重ねて来ました。

 

が、しかし順風満帆ではなく、実は事故をやってしまったのです。

しかも、あろうことか納車初日に!たまにネタのように知人の知人の話として納車初日のクラッシュを聞いたことがある人はいるかもしれませんが、それをやってしまったのでした…

中古車購入の巻ではディーラーから家まで人生で初めて同乗者なしでの運転をしたというところで書き終えていますが、実はその続きがありました。

 

初日はかなり気持ちが舞い上がってフワフワしていたので、まずは駐車場で車や車載してあるカーナビのマニュアルをじっくり読みながら、見たり触ったりだけして、ドライブは後日にするつもりでした。

 

まずは、リアウインドウに貼ってある前の使用者の保管場所証明書をシールはがしのスプレーを使って剥がして、自分に発行されたシールに貼りかえる作業をしました。

シールはがしスプレーはけっこう前に目的も無く100均で買った記憶があったので探し出して使いました。シールはがしスプレーは紙のシールやへばりついた糊をはがすためのものらしいのですが、保管場所証明書のシールは強力なビニール製のシールでガッチリ貼り付いていて、作業は悪戦苦闘でした。

後部ガラスにストライプ状に張ってある熱線を痛めないように注意が必要らしく、慎重に端から爪でカリカリするも一向にはがれず…でも最終的にはどうにかめくりました。

めくったら何か、忘れがたいほど超臭い鼻をつく匂いがしました。あの匂いは何だったんだろう。謎。そして、当然のように残った汚い糊の残りに、何度もスプレーを掛けて、トイペでこすりとりました。その間も鼻をつく匂いが!

きれいにした後で、自分のシールを丁寧に貼りました。シールはがしごときに30分はかかったと思います。

そういえばJAFも後日、会員証と一緒にシールが送られてきたけど義務じゃないようなので貼ってません。どうでもいい話ですが。

 

同じくこれから悪戦苦闘するかもしれない人の参考にとの思いも兼ねて、色々詳細に書いてますが、シールの話は横道もいいところでしたね。

 

 

で、カーナビもちょっといじってみたんですが、色々メニューが有り過ぎて、すぐ理解できる気がせず、後回しに。

これが事故へのちょっとした伏線だったりします。

 

そして、ふとガソリンメータに目をやると、あれ?ガソリンなくなりかけてる…

おい!ガソリン満タンくらいサービスしといてくれよ!もし、家までたどり着けてなかったらどうすんだよ!ていうか、すぐにガソリン入れに行かなきゃ、どこにも出かけらんないじゃん。一番近くのガソリンスタンドどこだっけ?

あーカーナビで…うーん一番近くのスタンドを探す方法がよく分からん!スマホのナビだ、それだ!

という風に少々焦ってしまいました。今思うと「どうしちゃったの?」って突っ込みたくなるほど焦り過ぎでした。

 

スマホでガソリンスタンドを調べたら、そこそこ近くにあったので、ぼんやりした記憶を頼りに、そのガソリンスタンドを目指しました。

しかし、普段歩いて見える道の距離感と車に乗っての距離感ってかなり違うもんです。これはペーパードライバーには初めての感覚でした。曲がるポイントを即効間違えて、もうどこで曲がり直したら、最短のスタンドに行けるのか分からなくなってしまいました。

動揺しまくりで、信号の発進時にギアを入れ間違えてアクセルガン踏みして、マリオカートかよ!って感じでギュルルルー!って発進しちゃったり、メンタル的に切迫した状況へと突入してゆきました。

 

ガス欠の恐怖が襲いつつ、太めの通りを行けば道沿いにきっとあるだろうと願いつつ、見た事のない道をとりあえず走り続けることにしました。しかし、なかなか現れないガソリンスタンド。ガソリンメーターがじりじりと下がっているように見えます。これは、一旦どっか駐車できるところを見つけて、そこで対策を考えねば!

すると、Pのマークがある100均ショップを発見!すかさず入りました。

 

スマホで100均の駐車場から一番近いスタンドを、改めて調べました。1kmちょっと離れているのですが、ガス欠せずにそこまで間違わずに辿り着ける自信がありません。

非常用のガソリン携行缶を借りられる事に賭けて、歩いてスタンドまで行きました。

「ガス欠しそうで別の所に車を止めている」と事情を話したところ携行缶紛失や持ち逃げの保証料として一時的に5,000円預かるけど、それで良ければ貸し出しOKとのこと。良かったー!

「何リッター入れます?けっこう重いですよ?車まで近いですか?」と聞かれつつ6リッター位入れてもらったかな。

ひとまず、その分のお金と保証金5,000円を渡して真っ赤な大きな缶を手に提げて1kmばかり歩いて車まで。途中、すれ違う人の不振そうな眼差しが痛い。うん、きっと気のせいだと自分に言い聞かせて、よいこらよいこら歩きました。重かった。

辿り着いて初の給油がfromガソリン携行缶。

 

はあ、助かった。一息ついて、駐車場をそんな用途に勝手に使わせてもらった100均ショップのお礼にちょっとだけ買い物して、今度は運転してガソリン携行缶を返しに向かいました。

最初に最寄りのスタンドに辿り着けなかったミスを繰り返さないために、スマホのカーナビに目的地を設定して、車の前の方に立てて置いて、スムーズに辿り着きました。

ガソリンをしっかり入れてもらって、2度目の給油atガソリンスタンド。保証金の5,000円も無事に返してもらいました。

 

何その間抜けな苦労話、事故起きてないじゃん。

まさか、これが事故ってわけ?

 

いいえ、その帰り道のことでした。

スマホのカーナビで改めて自宅をセットして走り始めたのですが、その途中で運転時の振動やカーブ時の遠心力でスマホが倒れて向きが変わってしまい、ガイド音声が壊れたマシーンのように「右へ曲がってください、左へ曲がってください、右へ曲がってください」みたいな感じに立て続けに言い始めて、「うおー、なんじゃこりゃー訳分からんー!」となってしまいました。

しかしながら、言われるままにある程度進み、明らかにこの道じゃないだろっていう、住宅街の細い道に入っていきました。

そしてスマホは車が曲がる度にクルクルまわってしまい、壊れたマシーンのように不気味なガイドを継続。完璧に今どこにいるのか見当もつかない状態に!超絶的に気が動転してしまいました。

今思えば一旦車を路肩に寄せて、ハザードでも点けて落ち着いて現在地を確認すれば良かったんですが、その時はそういう判断ができませんでした。

そして、事故が起きました。

 

細い住宅街の道から、やや太めの通りに左折するところで、縁石に乗り上げてガードレールに突っ込んでしまいました。

幸い人が巻き込まれず、自分も無事だったんですが、起きた時は何でそうなったのか、何が何だか分かりませんでした。多分、パニクっちゃってて正常な目視確認とハンドル操作の切り替えができていなかったんだと思います。

車があり得ない位左折しすぎて縁石にドコンと乗り上げた衝撃、咄嗟にブレーキを踏むも間に合わず柵にぶつかった瞬間の「バン!」という無慈悲で無機質な音。

車をコンクリと鉄の棒に勢い良くぶつければ車はへこむし、鉄の棒やコンクリは壊れる。そんな当たり前のことが、起きたわけですが、起きてほしくはないわけで、でも起こせばそれは現実にそういうことになるわけで…ああ無情。

あの「バン!」という感覚はしばらくの間は嫌な感じでこびりついていました。

 

まず、車がどういう状態になっているのか、致命的なことになっていないか、柵はどういう状態になっているのか、運良く壊れていないといいんだけど。そういうことが頭をよぎりました。

こういう時こそ冷静にならねば、と自分に言い聞かせて、周囲の安全を確認しながら車を降りて、恐る恐る見てみると、左前タイヤのフェンダーの部分に明らかなヘコミと擦れによる塗装の削れ傷がしっかりできていました。ズーンと全身を駆け抜けるショック。

でもフロントがブッつぶれていたり車軸が曲がっているのでは?と恐れていたので、そこまでではなくてちょっと安心もしました。

そして、柵の方は曲がりやしなりなどはないものの支柱が傾いて鉄の棒が支柱から抜けてしまった状態に。無理矢理押せば戻りそうにも見えましたが、戻りません。元からこうだったらいいのに。そんなわけないか…

 

車載カーナビがあるのに、スマホカーナビを不安定な状態で使った自分が馬鹿でした。自分が情けない。初の一人でのドライブに初の給油が(私の実家には車がなくガソリンスタンドの勝手もよく知らない)ガス欠で、そういうのが重なって一杯いっぱいになってしまっていたんです。

気持ちにゆとりが無い時に運転をしてはいけない。ということを思い知らされました。

 

車内に戻って、これからどうするか考えました。自分が気づいている範囲に歩行者はいませんでした。それから、気が動転していてはっきり覚えていないのですが、多分自分が事故った瞬間に近くに別の車はいなかったような気がしました。

一瞬このまま去ってしまおうかという考えが頭をよぎりました。道徳的にも正義的にも許されない考えですが、一瞬考えてしまいました。でも、車にどういうダメージがあるか分からないし、結構大きな音もしたから住宅の人が見ていたかもしれないし、いやいや、そういう問題じゃないだろ!と考え直して、その日から発動し始めたばかりの自動車保険の事故連絡窓口に電話をすることにしました。

 

続く:脱ペーパードライバーの歩み 〜 事故発生 中編

MAC::.htaccessなどの隠しファイルをFinderに表示する方法

ターミナルで下記のコマンドを実行する。

defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE

killall Finder

 

以上でFinderに隠しファイルが表示されるようになります。

 

で、実はこの方法を調べて試したのはFTPアプリのTransmitで.htaccessをリモートサーバーにアップしたかったからなんですが、Transmitに表示されるディレクトリツリーには適用されませんでした。

何か方法があるはず、と思ってTransimtのメニューから[表示]を選んだら「不可視項目を表示」というのがありました。先に見れば良かったですね。

 

Finderに隠しファイルが表示されると視覚的にちょっとウルサいので

やっぱり、非表示にします。

 

defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSE

killall Finder

 

以上です。

MAC::Apacheのmod_rewriteを使おうとしてはまった

rewrite機能はURLを正規表現で変換して処理してくれる便利な機能だ。

例えば本来は/sample/index.php?key=abcなのを/sample/abc/などと静的なURLでアクセス可能にできる。

製作中のサイトでこれを使おうとしたが、なかなか動かずはまった。

 

/Users/username/Sites/exampleに.htaccessを置いて

RewriteEngine On

RewriteRule     sample/([0-9]{3})/ sample/page.php?index=$1    [L]

 

と記述してhttp://example.localhost/sample/001/にアクセスしたが404エラーになってしまう。ページが存在しないということだが、もちろんsample/page.phpは事前に作成して$_GET['index']の値を使って動的に処理をするPHPを書いてある。MAC::ApacheのVirtual Hostを設定http://example.localhost/へアクセスできるようにもしてある。

 

(1) まずApacehのconfファイルでmod_rewriteが読み込まれていないことを疑ってみた。

confファイルを参照してみた。

sudo less /etc/apache2/httpd.conf

  

LoadModule rewrite_module libexec/apache2/mod_rewrite.so

の記述がありコメントアウトされたりはしていない。

 

(2) 次にexample.localhostのconfファイルで.htaccessが使えるようになっていないことを疑ってみた。

sudo vi /etc/apache2/other/example.localhost.conf

 

DirectoryセクションでAllowOverrideを有効にしている必要があるが書いていなかったので書き足した。

 

<Directory "/Users/usename/Sites/example">

Order allow,deny

Allow from all

</Directory>

↓ 追記

<Directory "/Users/usename/Sites/example">

AllowOverride All

Order allow,deny

Allow from all

</Directory>

 

Apacheを再起動してconfファイルを読み込み。

sudo apachectl restart

 

http://example.localhost/sample/001/にアクセスすると今度は404エラーではなく403エラーとなった。とりあえずURLの存在は認識された!でもアクセスする権限がないとのこと。どうしたものか・・・

 

(3) ググってみると.htaccessのファイル属性によってこのようになることがあるとのこと。ファイルの属性を確認してみた。

ls -al ~/Sites/example

 

.htaccessは-rw-r--r--となっている。数値で表すと644だが、644なら動くはずらしい。

どうしたものか・・・

 

(4) さらにググってみるとconfファイルのDirectoryセクションにOptionsディレクティブでFollowSymLinksを設定していなければならない場合があるとの情報を発見!

sudo vi /etc/apache2/other/example.localhost.conf

 

<Directory "/Users/usename/Sites/example">

AllowOverride All

Order allow,deny

Allow from all

</Directory>

↓ 追記

<Directory "/Users/usename/Sites/example">

Options FollowSymLinks

AllowOverride All

Order allow,deny

Allow from all

</Directory>

 

またApacheを再起動してconfファイルを読み込み。

sudo apachectl restart

 

http://example.localhost/sample/001/にアクセスすると今度はページが表示された!

あー疲れた。

 

MAC::PHPエラーを表示させる

MacBookAirにローカルの開発環境を構築してきたが、PHPエラーが画面に表示されないのでエラー時に画面が真っ白になってデバッグに手間がかかっていた。

公開サーバーじゃないのでさっさとやれば良かったんだけど、エラーメッセージを表示するようにした。

 

PHPの設定はphp.iniを編集してApacheを再起動する必要がある。

php.iniは初期状態では存在しておらず、先日MAC::phpMyAdminをインストールをやったときに作った。これを編集した。

 

sudo vi /etc/php.ini

 

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下記の記述を

display_errors = Off

↓ こうする。

display_errors = On

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Apache再起動

 

sudo apachectl restart

 

これで終わり。